今年4月にその発売が公表され、8月にお披露目会が開催されたマツダの新SUV/ミニバンの「CX-8」。やはりマツダのSUVの中ではCX-5の上を行く最高級クラスであることもあり、
▼こちらのスペシャルムービーではかなりハイレイヤーの方が所有されるイメージに仕上がっておりました。
マツダといえば、走行性能でもファンの多い「スカイアクティブ」で一定層のユーザーを取り込んでいる印象ですが、今回はSUVで「3列シート」「7人乗り」というマツダとして新しい領域に踏み込んで来た感あり。
既にボックスタイプのミニバン製造は撤退する意思を表明していますが、今回の7人乗り3列シートモデルがファミリー層にどのように映るのか？
とりいそぎ、現時点の情報をまとめてみました！
もくじ
マツダ『CX-8』ってどんなクルマ？
グレードと価格について
こちらがグレードを一覧化したものです。
| エンジン | グレード | 乗車定員 | 車両価格（FF） | 車両価格（4WD） |
| 2.2L | XD | 6/7名 | 3,296,800円 | 3,429,000円 |
| XD PROACTIVE | 6/7名 | 3,537,000円 | 3,769,200円 | |
| XD L Package | 6名 | 3,958,200円 | 4,190,400円 |
ちなみに、SUV型で3列シートを搭載している他社メーカーの車種で言うと、スバルのクロスオーバー7が最も近い形式となりますが、そのクルマの現在の新車価格が2,754,000円、ということを考えると、一段上の値段設定になっています。
また、クロスオーバー7との比較ポイントとしては、その全長。
- クロスオーバー7の場合、478cm
ですが、
- CX-8の場合、490cm
となっていますので、約12cmの差異。この10cm以上の開きは数字のニュアンスよりも実物を見た時の印象はかなり大きくなりますので、SUVミニバンとしてはCX-8が最大サイズになるような気がします。
燃費
JC08モード燃費で、
17.6km/L
という燃費になっています。ちなみに使用燃料は「軽油」になっていますので、このサイズでこの燃費水準、さらに軽油という要素も相まって費用としては相対的にはかなり低くなりそう。
というのも、比較車種として挙げさせていただいている「クロスオーバー7」の燃費は、13.2km/Lですので、大分差を開いている状況。
また、マツダの当該ページには、「WLTCモード燃費」なるものが掲載されていました。
WLTCモード燃費とは、
WLTCモードでは、「市街地モード」「郊外モード」「高速道路モード」と3つの走行モードによる燃費とそれらを総合した「WLTCモード」の4つの燃費が表記
▼サンプル
と、なっており、より実燃費に近い数値での指標になっています。
マツダ『CX-8』の予約開始・発売日
予約受注→2017年9月14日からスタート、
発売開始は、2017年12月14日から、とのこと。
気になる内装、特に3列目は？
3列目に座った感じは？
▼Youtubeチャンネル「room My hobby」さんが早速実車を見てきて、3列目に座った感じをリポートされています。
3列目に座り、
- 2列目を最前にした場合：膝からシートまでの距離は約15cm程度。
- 2列目を最後部の位置にした場合：拳が入らない・3-5cm程度。
となるようです。
内装やコックピット
▼こちらが運転席視点のイメージ。
もうこれだけで上質な質感をお伝えできそう。また各所レザーをふんだんに使用しその雰囲気を演出。
▼こちらがシフトレバー周辺のイメージ。
「削り出しの金属感」を出し、SUVの力強さを表現したとのこと。
▼こちらが車内全景。
さすがに天井の高さはノアなどの箱型ミニバンに劣りますが、快適性に関してはシートの質感と室内寸法での全長（269cm）も相まってSUVという雰囲気を感じさせない作りになっていますね。
まとめ
いかがでしたでしょうか？
今回はマツダの「CX-8」の情報まとめをさせていただきました。
今回もマツダのスカイアクティブ技術の対象車になっていますので、もともとマツダのエンジン性能がお好きだった方には、かなり以外な選択肢として飛び込んできたのではないでしょうか。
また、スペシャルムービーにもありましたが、ある程度お子様が大きくなったお父さんにとっては、スペース的余裕からこのようなエクステリアから入ってくるミニバンも選択肢のひとつとして良いのでは無いでしょうか！
本記事の情報が皆様にとって有益なものでありますように！
