ホンダのミニバン『オデッセイ』の燃費・グレード・価格などをまとめてみた!




クルマを購入する、もしくは購入の決済を家庭内でする、もしくはそのお金を(主に)稼いでくるのは大半のご家庭の場合において、

お父さん

になるかと思います。

そのお父さんは家族のドライブがより快適になるようにミニバンを選択するケースが多いかと思いますが、その主たるドライバーであるお父さんにもやはり「買ってよかった」と思える要素って絶対必要ですよね。

それが今回ご紹介する「オデッセイ」の場合、

走りの楽しさ

になるようです。

ホンダ『オデッセイハイブリッド』ってどんなクルマ?

トヨタのアルファードヴェルファイア、日産のエルグランドなどは、わりと分かりやすい「箱型」のミニバンですが、このオデッセイの場合、正面の角度に鋭さを残したフォルムになっています。

グレードと価格について

オデッセイハイブリッドのグレード・価格表は以下の通り。

エンジン グレード 乗車定員 車両価格(FF) 車両価格(4WD)
2.4L 直4 G 8名 2,760,000円 3,017,000円
G 7名 2,892,840円
アブソルート 8名 2,980,000円 3,237,000円
アブソルート X・Honda SENSING 8名 3,200,000円 3,435,400円
アブソルート X・Honda SENSING 7名 3,286,400円
G EX・Honda SENSING 7名 3,380,000円
アブソルート X・Honda SENSING アドバンスパッケージ 8名 3,390,000円 3,625,400円
アブソルート EX・Honda SENSING 7名 3,450,000円
アブソルート X・Honda SENSING アドバンスパッケージ 7名 3,476,400円
G EX・Honda SENSING 8名 3,529,000円
アブソルート EX・Honda SENSING 8名 3,566,600円
  • ※アブソルートとは?→詳細
  • ※Honda SENSINGとは?→詳細
  • ※アドバンスパッケージとは?→詳細

ミニバンのフリしたスポーツカー?爽快な走り

やはり、せっかく意を決して購入したマイカーにパパ的に求める走行性能。

▼低速から力強いトルクを生み、高速域までスムーズに加速する「DOHC i-VTECエンジン」。

最高出力 140kW(190ps)/6,400rpm(FF)(アブソルート)
最大トルク 237N・m(24.2kgm)/4,000rpm(FF)(アブソルート)

※ちなみにライバル車エスティマの最高出力・最大トルクは

最高出力 125kW(170ps)/6,000rpm(FF)
最大トルク 224N・m(22.8kgm)/4,000rpm(FF)

なので、ライバル車を力強さという面では上回っています。

▼スムーズ&低燃費を実現するCVT

ガソリン車は全てのタイプにCVTを採用。スムーズな加速だけでなく低燃費を実現し、アクセルペダルを踏んだ瞬間から感じることのできるレスポンスの速さも魅力のひとつになっています。

走りだけじゃない!上質な室内空間

加速・走行性能だけではありません。

▼見て下さい、この余裕・ゆとりのあるスペース。

外観は弾丸的なシャープさを持つデザインですが、車内を見渡すと3列目シートまでゆとりのあるスペースが確保されています。

▼上質さを感じることのできるソフトパッドパネル。

ソフトさを木目調が融合した上質さを演出する仕上がり。

▼エアコン操作などはまるでスマホのような捜査官の「静電式タッチパネル」

フリック操作も受け付けることができるので、設定温度の変更などもらくらく行うことができます。

7人乗りと8人乗りで変わる魅力的なシートアレンジ

3列目格納の設計により、フラットな荷室を作れることがオデッセイの特質的な長所になっています。

▼6名乗車モード。

3列目の中央を倒し、6名が十分な広さで快適に乗車できるモードになります。また室内中央に長尺のモノを積載したりもらくらく可能になりますね。

▼4名乗車+ロングスライドモード

フロントの運転席・助手席はそのままに、2列目シートはもはやファーストクラスのような広さ。このスペースに私を乗せてくれるオデッセイ乗りの友人を、私は欲しい。

▼2名乗車+最大ラゲッジモード

こちらが3列目を床下収納して2列目を前にスライド。そうすることで荷室の広さを最大限にする。

▼(8名向け)6名乗車モード

2列目、3列目の中央席を倒して6名が最大のスペースを確保できるモード。8人乗りで可能なレイアウトで2列目中央はカップホルダーがついており、快適さも向上しています。

▼(8名向け)2名乗車+最大ラゲッジモード

こちらは8人乗りで可能な最大ラゲッジモードで、2列目シートは背もたれが完全に倒せることで空間的には7人乗りの最大ラゲッジモードよりも大きなスペースを作り出すことが可能になっています。

▼1-2列目フラットモード

1,2列目を後に倒し、室内前方に空間を作り出すことができるモード。

中古相場の価格レンジ

平均価格:274.2万円

価格帯:139万円~468万円

最も台数が多い価格帯は25-50万円の低価格帯200-300万円の高価格帯とで分かれています。

オデッセイの初代は1994年に発売されましたので、過去の古い型が中古車市場に多いのか、低価格帯も物量として多く存在しています。

燃費

公称値のJC08モードの燃費表示で

14.0km/L

という燃費になっています。ハイブリッドモデルが26km/Lありましたのでインパクトとしてはそちらのほうが大きいですが、Lサイズのミニバン(ガソリン車)の燃費としては申し分ない水準ですね。

ちなみに、ライバル車である「エスティマ(ガソリン車)」の燃費は11.6km/Lになっているため、走行性能にプラスして燃費面でもオデッセイが優位に立てている状況に見えます。

そして各所で報告されている実燃費をとりまとめると、おおよそ

9~10km/L

になっています。

ホンダ『オデッセイ』の特徴まとめてみたよ

ふつーに凄い!運転支援の機能はここまでキテる

車メーカー各社が安全運転支援の機能を開発・盛り込んできていますが、Hondaもすごい

▼ブラインドスポットインフォメーション:走行中に死角である斜め後ろ方向にクルマが存在すると、その方向にあるドアミラー上のマークが点灯します。

この状態の時にさらに気づかずに車線変更等仕様として同方向のウィンカーを点灯させるとマークと点滅音で注意を促すというもの。

とく首都高などを走っていて頻繁な合流や車線変更などで死角を気にする機会は多いですが、この機能により、より前方に集中して運転を行うことができますね。

▼マルチビューカメラシステム:クルマの四方の映像をリアルタイムで合成し、まるで上空から見下ろしたような映像を映し出す機能。

これは駐車が苦手な人にはぜひ欲しい機能。真上から俯瞰している状態でとんでもない所に停める方が難しいかもしれません。

▼Hondaスマートパーキングアシストシステム:こちらはもはや人間の作業いらず。駐車枠を検知してバック駐車や縦列駐車を自動で行ってくれるというもの。

いくらドライブが好きでもバック駐車や縦列駐車が好き!という人はあまりいないと思います。便利すぎますね。

▼後退出庫サポート:バックで路上に出る際、左右から来るクルマは見えにくい、というか見えないですよね。その時に左右から近づいてくるクルマを検知して教えてくれる機能。

警報音とナビ画面上の矢印表示でお知らせしてくれる。これで狭いところの前進駐車も全く怖くないですね。

超低床プラットフォーム

ここまでオデッセイの「走り」の性能についていくらかまとめてきましたが、その性能を文字通り下から支えているのがこの「超低床プラットフォーム」という設計。

フロア下の燃料タンクや排気系を極限まで薄くし、低重心化による走行性能や乗り心地の改善を実現しながら、さらに空間の拡大も実現。

▼さらにその恩恵として30cmのステップ高を実現しています。

 

みんなのクチコミ・意見

エスティマ、オデッセイに絞り、試乗。
乗り心地、使い勝手はエスティマが上。走行性能、運転のしやすさはオデッセイが上のように感じました。
家族の快適性を重視すればエスティマ。自分の楽しさを優先すればオデッセイ、といったところでしょうか。
結果、自分を優先してオデッセイを選択しました。
ハイブリッドに比べると、出足がもっさりしているが、慣れれば不満はない。
乗り・遠出と30000kmくらい走った感想としては、特に非力さを感じません。
私はアクセルを踏み込まないタイプですが、
60km/hくらいで走行している分には2000rpmもまわさなくて十分です。
エアコン廻りは好みが分かれると思います。
当方、RB1-Mからの乗り換えでしたが、
立体的な感じだったのに対し、フラットなパネル類は新鮮でした。
エンジンが4気筒とは思えない程ウルトラスムースで高回転はV-TECならではの気落ち良さ。
他のミニバンにはない、走りに拘った独特の世界観が魅力。

まとめ

いかがでしたでしょうか?

今回はオデッセイについて情報をまとめてみました!

エルグランドもそうですが、こちらも「低重心」に重きをおいて操縦性の快適性を担保していますね。

走行性能に関してはポジティブな意見を投書されている方が多かったのですが、ネガティブは3列シート目の硬さを指摘する人も何名かいらっしゃいましたね。

この情報が皆様のご参考になれば幸いです!