トヨタ『エスティマハイブリッド』の燃費・グレード・価格などのまとめ




発売当初のキャッチコピーは「天才タマゴ」。

今の時代のミニバン市場では、唯一性を保持する流線型のボディが特徴の「エスティマ」のハイブリッドバージョンが「エスティマハイブリッド」になります。

初代は1990年に発売されたときから日本のミニバンを代表する車種となっています。

そんなエスティマハイブリッドの概要を様々まとめましたのでご紹介いたします!

トヨタ『エスティマハイブリッド』ってどんなクルマ?

グレードと価格について

エスティマハイブリッドのグレード・価格表は以下の通り。

エンジン グレード 乗車定員 車両価格(4WD)
2.4L 直4+モーター アエラス 8名 4,311,163円
アエラス 7名 4,352,400円
アエラス プレミアム 7名 4,391,673円
アエラス スマート 7名 4,532,073円
アエラス プレミアムG 7名 4,928,727円

中古相場の価格レンジ

平均価格:187.9万円

価格帯:139万円~559.8万円

最も台数が多い価格帯は200万円~300万円となっています。

最近のマイナーチェンジ2016年6月に行われたものの、現行型発表については10年以上前の2006年6月になるので、現行型とてある程度走行距離のある車体はお求めやすい価格帯に落ち着いている印象です。

燃費

公称値のJC08モードの燃費表示で

18km/L

という燃費になっています。

車重が2トン近い車体で18km/Lの燃費はかなりいいように思いますが、時代の進化は早いもので、他の車種が軒並みこのサイズで20km/Lを越えてきていることを考えると、この燃費については直近のマイナーチェンジで何かしらの改善を期待したい所ではあります。

実燃費はというと、

12.69km/L

となっています。

トヨタ『エスティマハイブリッド』の特徴まとめてみたよ

3列目が床下格納&電動格納

アルファードやヴェルファイアなどの3列目はあくまで手動で引き上げるものでしたが、エスティマハイブリッドの場合、なんとスイッチひとつで自動で格納してくれる機能付き。(プレミアム-G)

通常、頻繁に3列目を出し入れしない使用方法の場合、シートの格納方法はわりと手順も含めて煩わしかったりしますが、これについてはボタン一つで格納、すぐ荷室が広く使えるというのは手間と時間の意味で両方メリットがありますね。

シートアレンジ

ミニバンとしての歴史が長いだけあって、シートアレンジについてもシンプルにそしてスマートにバリエーションを提案してくれるエスティマハイブリッドのシートアレンジです。

▼スーパーリラックスモード(セカンドシート超ロングスライド)

3列目シートを格納して2列目シートを最大まで後方に移動したパターン。大人が真っ直ぐ脚を伸ばすことができ、おそらく余程脚の長い人出ない限りフロントシートの裏側に足がつく人はいないでしょう。また、オットマン(足乗せ)が付いているモデルのこの写真を見て思うのは、

エコノミー症候群には絶対にならないでしょう

▼トライアングルモード

こちらは3列目の右側のみ格納し、セカンドシートとサードシートが交互に並んでいるようなレイアウトパターンです。これによりドライブ中、後の3人が交差しながら会話を楽しむことができることと、事実上5名乗車の時に最大限スペースを活かすレイアウトになります。

これで思うのがぜひ、

助手席に誰か乗っていてあげて欲しい

ことです。なぜならこれで助手席に誰も乗っていなかった場合、

運転手が完全に孤立します。

▼セカンド・サードシートフラットモード

2列目と3列目をフラットにし居住空間を最大限創出したパターンがこちらです。

このシートアレンジを見て思うのは

遠出をしたくなる

ということ。運転手以外がくつろぎながら友人・家族とドライブ、ローテーションで運転は変わりながら日本の津々浦々を行くような旅に出てみたいと思わせるシートアレンジになっています。

▼フラットラゲージモード

後部の荷室を最大限に創出したパターンがこちらのレイアウトになります。海外旅行に行くときのような大型のスーツケースを4台以上積載してもまだ余裕がありそうなくらいのスペースですね。

▼フロント・セカンドシートフラットモード

3列目を格納して、フロントと2列目をフラットにしたモード。荷物も多少ありながら、休憩や居住スペースを広めにとる時にこのモードが使用されます。

住宅街にて静かな走行『EVドライブモード』

このエスティマハイブリッドでは「EVドライブモード」というのが実装されており、スイッチをワンボタンでオンにすると、なんと

モーターのみの動力で走行できるモードに移行する

これは住宅が密集した地域で早朝深夜に静かに出発・到着を行う時などに非常に便利ですね。また自宅のガレージが密室になるようなタイプの場合、排出ガスを押さえたりすることもできるのでこれまた便利。通常モードに戻すにはもう一度同じボタンを押すだけなので、いつでもEVドライブモードを出し引きできるのも利便性高い。

みんなのクチコミ・意見

他のミニバンに比べると車高も低いのでコーナーの安定性はいくらかまし。
ブレーキも回生ブレーキがあるので悪くない。
ミニバンでハイブリットで4WD。
乗り方と条件でかなり燃費が変わるけどとりあえずい常時オートエアコン(7月で毎日30℃)+チョイ乗りでも10km/Lは走る。
2tの車重を考えたら優秀だと思う。
見栄え良く、家族利用が出来て、さらにアウトドア趣味での利用にも充分応えるユーティリティ性も備えており、乗り換える理由がない。
峠でも意外と安定して走る。リズムがゆったりしているのでコーナーに合わせて準備しておけばある程度は平気。高速もスピードに乗ってしまえば安定して走る。ブレーキフィールは素直で好きだった。
当時の選択としてはよかったと思う。雪道でも電気式AWDは安定していて安心感が高い。他方、冬場やエアコンONで燃費がいっきに悪化する。
乗り心地は抜群。
燃費もいいので満足。

まとめ

いかがでしたでしょうか?

今回は「エスティマハイブリッド」の情報まとめをさせていただきました。

直近のモデルチェンジから現時点までで時間が空いていますので、そろそろエスティマファンは新しいモデルを見たい所かもしれませんが、トヨタの最近のミニバン関連の動きとしては、

  • 高級志向→アルファード・ヴェルファイア
  • ファミリー志向→ノア・ヴォクシー・エスクァイア

の2カテゴリに分けてきている気がしますので、今後どっちかに寄せていくかもしれませんね!

以上、皆様の参考になれば幸いです!